千の風になっての歌詞の秘密
『千の風になって』て、よく聞くとなかなか不思議な歌詞。
“私のお墓の前で 泣かないでください”
っていうんですよ。
“そこに私はいません 眠ってなんかいません”
って。
もともと、『千の風になって』は、
作者不詳の英語詩なんだそう。
それを、新井満さんが和訳したのが、
今よく耳にしている、上記の歌詞。
とはいえ、もとの英語詩『a thousand winds』と、
新井満氏訳の『千の風になって』とでは、
結構違う部分もあって、
新井満さん自身も、歌詞とすることを前提とした、
一種の超訳だとおっしゃているんだとか。
もっと原詩に近い訳が欲しいのなら、
『千の風になって』の歌詞よりも、
『1000の風』という南風椎さんのものの方がいいです。
が、さらにたどっていくと、
『千の風になって』の原詩とされる英語詩の、
さらに原詩とされる英語詩があるそうで。(笑)
いや~、おもしろい。
あれですね、おとぎばなしとか、神話とか、民話とか、
そういうのもどんどん変わっていって、
淘汰されていくものだけれど、
この歌詞もそんな感じなのかも。
ちょっと話は飛ぶけれど、
中学校の頃、クラス対抗全校伝言ゲーム大会ってのを
生徒会で企画してやったことがあるんですよ。
私は企画した生徒会側だったので、
ゲームには参加しなかったんですけど、
各クラスに、文章の前半を男子生徒の頭から、
文章の後半を女子生徒の後ろから伝言していって、
中間地点にいるクラス担任が聞き、
最終解答をOHPシートへ書き込み、
それを発表していく、ってゲームで。
これが、おもしろいくらい原文と違うんですよね。
読み上げ担当が女子副部長だったんですけど、
もう笑って読めなくなっちゃって、
全校放送責任者を務めていた私が代行して。
たった15人程度を介しただけで
あんなに変わってしまうんだから、
当然、詩も変わるよね。
とっても詳しい解説↓
http://www.celestial-spells.com/logs/2006/07/_do_not_stand_at_my_grave_and.html